オーマイベビベビルードボーイ

オーイェーフィーフィー

高校の時、ほぼ常に膝の上にのってた友達がいて、

(ちょっと話題のJの話出てくる、嫌な人は嫌かも)

 

以下膝、ね

膝とは3年間、クラスも部活も帰りの電車方向も一緒だった

電車ではさすがに隣に座ってたけど


卒業してからもほぼ毎日どうでもいいこと、愚痴、おたがいをリマインダーとかメモがわりにしたり雑にダラダラLINEしてた、そんぐらい仲は良くて

大人になったら住む場所も離れて、昔ほどしょっちゅう会わないし、膝にのってくることもなくなったんだけど

 

この前久々に膝含む団体で会った時、

「コイツ見たらくっつきたくなるよねー!今もしたいけど」みたいな話してて、そうなの?と思ったけど、スルーした

 

思い返せば、自分、会社に入ってから、仲良くもない、どちらかというと、いや正直に言うと超苦手な同性の同期(以下鬼)につきまとわれてたことがあって

物理的な距離がめちゃくちゃ近くて、その頻度ももうめちゃくちゃ高くて

なんか常に机の下で足絡ませてきたり手繋いだり組んだり抱きついてきたり口に入れようとしたりさ

あと酒の場の後とかもっとすごくて噛もうみたいな

 

あー具体的なのやめよ


いやだとかやめてっつったってやめるわけもなく、まわりは仲良いね^^、とか、^^;?って顔してて、

鬼は鬼でエヘ仲良しでしょ⭐︎みたいな返ししてたっぽい

そもそもオジサンしかいなくて助けを求めにくくて、むしろオジサン由来のストレスも普通に強い

ひよこからしたら配属前にトラブルとか起こしたくないし、出方によってはどちらかのレッテルに傷がつくことになりそうで何も踏み切れなくて、ただ終わりの日を待って我慢した

当時寮だったからさ、最後の日は決まってたことがまだ不幸中の幸いで、それまでの毎日24時間すぐそこにいたわけ

もう毎日山奥のクソ田舎で同じ日々の繰り返しが嫌で嫌でしんどくて脱走したくて仕方なくて

ある日いつも通り自分の部屋で寝て起きたらなぜかすぐそこに鬼がいてほほえみながらおはようって言ってきた時、もう本当無理だわ、って走って部屋出て膝に半泣きで電話したことがある


からしたら、自分が急に電話かけてくることも、泣いてることも、ガチめの悩みを話すことも、それまでまっっったくなかったから只事ではなさが伝わったと思う

やだったことをぶわーーーってたぶんぐちゃぐちゃの脈略で全部話して、ただ聞いて励まして怒って、最終的には笑かしてくれた

その後も変わらずにいつも通りにどうでもいいこと連絡しあってて


結局終わりの日まで耐えて、寮出てありがたいことに鬼とは配属地は別々、こっちは新生活を目まぐるしく必死だけども楽しく過ごしてる、ってうちに、半年ぐらい?で鬼辞めた

膝に「鬼辞めたわ!」ってLINEしたら、「あの一件まじやばかった」「あれは刺さった、いろいろ考えたわ」っつってて

そん時は「いやまじで鬼はほんとうに強すぎた」「てかあん時ありがとね!」「明日夕方クリーニング取りにいけって言って」みたいないつも通りの話に戻ってったわけ

 

で、話は今に飛んで、最近ジャの一連の報道があったやん

自分の体験がそういうのに該当するとか近しいとかその時思わなかったし、なんならつい最近まで思わなかった、というか今もあんまり思いたくはないかも

まあだいぶ奥底にある記憶だったんだけど、その話題が視界に入るとじんわり具体的な内容を思い出して、じっとり嫌〜な気分がする


その中で膝のこと思い出して、点と点が繋がる感覚があって

あ、自分が芽摘んじゃったかもなって気付いた

この前みんなで久しぶりに会ったってのに、膝は誰にもくっついていかなかったな、昔はわーい!ってぎゅーってしにいってたのにな、とか

隣歩いてたらずっと腕掴んでたのに、しなくなったのってそのあたりの時期からじゃね?とか


単に大人になったからかもしれないし、百歩譲って決定打ではない、としても、たぶんなんらかの影響は与えただろうな、って気がする


心を許した人に素直にくっついていけるの、膝のとてもとてもかわいいところなのに

ぜったい言わないけど、笑

で、めちゃくちゃ優しいな

自分の行動が人を傷つける、傷つけたかもって思ったんでしょ

学校でもなんかよく人に座られてたなとかくっつかれてたなとか、でもアイツは人にくっつきにいかないよなとか思ったんじゃない?

いやどこまで考えたかなんてわからないけど


あの話、膝にかすったことなんてなにもなかったんだよ

あの時本当に切羽詰まってて、膝が結構人にくっつくタイプの人だってこと、まったく配慮する余地なく、ぶわーっと話しちゃったんじゃないかな

あー


あのーーなんていうの、自分は、ただ単にくっつかれるのが嫌ってわけじゃなくて

あれはもう、ヤダっつってんのにほぼ知らん他人がズカズカ土足で来て触り方とか頻度とかエグくてキショくて超弩級の"無理"だったの、

そこらへんの前提が通じてたか、ちゃんと話せてたか、今となってはもうわかんないけど


てか、膝がくっついてくんの、そんなに嫌じゃなかったよ!!夏場はちょっと暑かったけど、

じゃなきゃ3年間も毎日アンタの椅子にならないって!!!

でもごめん、くっついていいよ?とか言うのは、なんかムズムズするから言えないわ

てかあれから何年も経ってるし、大人になってるし笑

ちょっと寂しいけど、もう椅子になることはないんだろうな

あーほんとなにしてんの


ごめん膝!!!

ありがとうな膝!!!

アンタはやさしい!!!!超やさしい!!!!

ずっと友達でいような!!!

 

 

 

 

 

鬼、どこにいて何してるか何も知らないけど、今思えばたぶん寂しかったんだろうなって気がする、知らんけど

初めて地元出てまわりだれもいない、いてもオジサンか虫かのド田舎だったし


で、それと関係してんのかわかんないけど、最近人と人の絡み方とか、それを見る第三者の視点とか、非常にワ〜〜ってなる、すこし疲れたかも

まあ見なきゃいんだけど、入ってくるものが多すぎんか?

 

ハイ、という人に話せない話、長


開放されてえ〜〜


最近天気よくないよね、晴れないかな

すしくいたいな